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執筆者の写真yoko minesima

イメージ通りのビーズがないときの裏技



生徒さまのリクエストでワンちゃん、ネコちゃんの刺繍をすることが度々あります。上の写真もその一つ。

せっかくのリクエスト、できるだけ忠実に再現したいと思いながらも、なかなかイメージ通りの素材が見つかるとも限りません。ビーズやスパンコールは刺繍糸ほどバリエーション豊かに色が揃っていないのが現実です。そんなときに使えるちょっとした裏技をお伝えしたいと思います。


糸の色、生地の色を変えてみる

下の写真、実は全て同じビーズを刺繍したものです。




イメージ通りのビーズがないときの裏技

同じビーズを6通りの刺し方で刺し比べてみました。

  1. 透明糸使用

  2. 白糸使用

  3. グレー糸使用

  4. 黒糸使用

  5. 生地をグレーに塗り白糸使用

  6. 生地を黒く塗り黒いと使用

いかがでしょうか?1~6全て同じビーズですが、少しずつニュアンスが異なることがお分かりいただけるかと思います。

生地の色を変えるのもいくつか方法があります。

  1. ペンなどで塗りつぶす

  2. 糸刺繍で埋める

  3. 生地をアップリケする

1は狭い範囲を簡単に処理できますが、お洗濯するようなもは色落ちする可能性があるためオススメしません。

2は手間がかかりますが、グラデーションなど微妙なニュアンスを出しやすいです。

3は大きな面にメリハリを持たす時に向いています。



改めて最初のワンちゃんの写真を見てみてください。



お顔回りはざっくり色鉛筆で色のイメージをつけて、白、黒、グレーのビーズで仕上げていますが、もっとたくさんの種類のビーズを使っているように見えるのではないでしょうか。


ぜひ、イメージ通りの素材が手持ちにないなーなんてときには、ぜひ試してみてください。

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